【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミック治療中や治療後に野球はできるのか?

普段よく身体を動かす方の中には、大勢で集まってスポーツをしている方も多いかと思います。
また大勢で集まって行うスポーツの代表格としては、野球が挙げられます。
では、セラミック治療中やセラミック治療後、問題なく野球をすることはできるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

治療期間中のプレーと仮歯の注意点

セラミック治療の治療期間中であっても、基本的には野球の練習や試合に参加することは可能です。
しかし、最終的なセラミック歯が完成して装着されるまでは、基本的にはプラスチック製の仮歯で過ごすことになります。

この仮歯は、あくまで一時的な見た目の維持や、削った歯の保護、噛み合わせの確認のために歯科用接着剤で仮止めされているだけのものです。
そのため、本物の歯や完成版のセラミックに比べて強度が非常に低く、外れやすいというデメリットがあります。

野球は走る、投げる、打つといった瞬発的な動きが多く、無意識のうちに奥歯に強い力がかかりやすいスポーツです。
プレー中に仮歯が外れてしまったり、最悪の場合は仮歯が割れて中の削った歯が露出してしまったりするリスクがあります。

もし治療期間中に野球のであれば、事前に歯科医師へその旨を伝えておきましょう。
粘着性の低い、強固な接着剤で仮止めを補強してもらうなどの対策が可能です。

またプレー中に仮歯が外れたり破損したりした場合は、土台の歯が動いたり虫歯になったりするため、すぐに歯科クリニックを受診して再装着してもらう必要があります。

接触や打球直撃による破損リスクと対策

セラミックは天然の歯に近い美しい白さと透明感を持ち、経年劣化しにくい優れた素材ですが、瞬間的な強い衝撃やひねるような力に対しては割れやすいという弱点があります。

野球においては、デッドボールが顔面に当たったり、守備中に交錯したり、イレギュラーバウンドによって打球が直撃したりと、予期せぬ強い外力が加わるリスクが常にあります。
このような強い衝撃がセラミック歯に直接加わると、天然歯なら破折を免れるレベルの衝撃であっても、セラミック部分が粉々に割れたり欠けたりする可能性が十分にあります。

こうした破損リスクから高価なセラミックを守るためには、野球のプレー中、特に打席に立つ際や守備の際には、スポーツ用のマウスガードを装着することが推奨されます。
マウスガードは歯全体を覆ってクッションの役割を果たし、外部からの衝撃を分散・吸収してセラミックの破折や脱離を防いでくれます。

また、ヘルメットにフェイスガードが付いたタイプを使用することも、顔面への直撃を物理的に防ぐための有効な選択肢になります。

バッティング時の食いしばりと強度選び

野球のバッティングやピッチングの瞬間には、全身に爆発的な筋力を生み出すために、無意識に奥歯を強く食いしばる習性があります。
この食いしばる力は、成人男性の場合、自分の体重を大きく超える100kg以上の負荷が歯に加わることもあると言われています。

セラミック治療をする部位が特に奥歯である場合、この強大な圧力が原因で、せっかく入れたセラミックが徐々に疲労を起こして割れたり、すり減ったりすることがあります。
そのため、野球をアクティブに続けるプレーヤーがセラミック治療を行う際は、素材の強度選びが極めて重要になります。

一般的なオールセラミックよりも、圧倒的な強度を誇るジルコニアセラミックやフルジルコニアを選択するのが最適です。
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど頑丈で、スポーツ時の激しい食いしばりにも耐えうる強度を持っています。

また、前述したスポーツ用マウスガードは、外部の衝撃から守るだけでなく、この身内の食いしばりによる過度な圧力から歯とセラミックを守る上でも絶大な効果を発揮します。

治療後の定期メンテナンスと寿命の維持

セラミックを入れたからといって治療がすべて完了したわけではなく、野球を長く全力で楽しみ続けるためには、治療後の継続的なメンテナンスが不可欠です。

野球による日常的な食いしばりや、マウスガードの着脱による摩擦などが原因で、微小なヒビが入ったり、歯茎との境界線の接着剤が劣化して隙間ができたりすることがあります。
これを放置すると、隙間から虫歯菌が侵入して内部で虫歯が再発し、セラミックを外して再治療になってしまうリスクが高まります。

歯科クリニックでの3ヶ月〜6ヶ月に1回の定期検診では、噛み合わせのバランスが崩れてセラミックに過度な負担がかかっていないかチェックし、必要に応じて調整を行います。
また、マウスガードがすり減ったり形が変形してセラミックを圧迫したりしていないかの確認も同時に行えます。

さらにプロの手によるクリーニングで歯周病を防ぐことも、セラミックを支える土台の骨を健康に保つために重要です。

正しいセルフケアと定期的なプロケアを両立させることで、スポーツによる負荷に負けることなく、セラミックの寿命を延ばし、安心して全力プレーを続けることができます。

まとめ

セラミック治療を行う場合、野球だけに限らず、すべてのコンタクトスポーツへの影響を考慮しなければいけません。
セラミックは極めて優れた素材ではありますが、スポーツの影響によって破損したり、精度が落ちたりすることは十分にあります。
またスポーツをしない場合でも、歯ぎしりや食いしばりなど、セラミックに悪影響を及ぼす日常生活の行動があることを理解しておきましょう。

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