【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミックが変な色になる原因は?

セラミックにおける大きなメリットの一つに、審美性の高さが挙げられます。
パッと口内を見たとき、天然歯と見分けがつかないほど自然な白さを実現できるため、多くの方に選ばれています。
では、治療後セラミックが変な色になってしまう原因は、一体何なのでしょうか?

セラミックが変な色になる原因4選

治療後のセラミックが変な色になってしまう原因としては、主に以下のことが挙げられます。

・経年劣化と摩耗
・内側の土台や金属フレームの影響
・ブラックラインの露出
・ステインと歯石の沈着

各項目について詳しく説明します。

経年劣化と摩耗

セラミック素材そのものが経年劣化や摩耗を起こすことで、歯が変な色に見えてしまうことがあります。

本来100%セラミックの素材は、長年使用しても材料自体が変色することはありません。
しかし、保険診療でよく選択されるハイブリッドセラミックの場合は異なります。

これはセラミックにプラスチックを混ぜ合わせた素材であるため、プラスチック特有の吸水性を持っています。
そのため、毎日口にする食べ物や飲み物の色素が素材の内部まで徐々に染み込んでしまい、数年が経過すると黄色や茶色へと不自然に変色していきます。

一方、自費診療の純粋なセラミックであっても、長年の使用による摩擦が原因で見た目の色合いが変化することがあります。
毎日の強いブラッシングや研磨剤が大量に入った歯磨き粉の使用、または日常的な噛み合わせによって、セラミック表面の滑らかな層が少しずつ削られていくからです。

表面が摩耗して細かな傷がつくと、その部分で光が不規則に乱反射するようになり、本来あった美しい透明感が失われて全体的にくすんだ暗い色に見えるようになります。

さらにその微細な傷の中に着色汚れやプラークが入り込むことで、白さが濁って変な色に見える原因になります。

内側の土台や金属フレームの影響

セラミックの被せ物自体は変色していなくても、その内側にある土台の金属が原因で、外側から見たときに変な色に見えるケースが非常に多く存在します。

過去の虫歯治療において、歯の根管治療をした後に金属製の土台を使用している場合、これが大きな原因となります。
セラミックという素材は本物の歯のように光を適度に通す高い透明性を持っていますが、この優れた性質が裏目に出てしまいます。

太陽光や照明の光がセラミックを透過した際、その奥にある土台の金属の黒っぽい色が外側に透けて表れてしまいます。
その結果、歯全体がどんよりとした暗いグレーや、紫がかった不自然な色合いに見えるようになってしまいます。

また被せ物の裏側を金属で補強しているメタルボンドセラミックの場合も、光が遮断されることで特有の不自然な暗さや不透明感が生じます。

さらに深刻な問題として、金属が長年にわたり唾液に触れ続けることで、金属成分がイオン化して周囲に溶け出す現象があります。
この溶け出した金属イオンが、周囲の自分の歯の根元や歯茎の組織に深く染み込んでいくと、歯茎が青黒く変色するメタルタトゥーを引き起こします。

これによって歯と歯茎の境目全体が暗くなり、口元全体の美しさを大きく損なう変な色の原因となります。

ブラックラインの露出

加齢や歯周病の進行、または毎日の強すぎるブラッシングが原因で歯茎が下がってくると、セラミックと自分の歯の境界線が露出して変な色に見えるようになります。

特に、内側に金属を使用しているメタルボンドセラミックを装着している場合にこの現象が顕著に現れます。
歯茎が下がることによって、それまで歯茎の奥に隠れて見えなかったセラミック冠のフチにある金属フレームのラインが外から丸見えになってしまうからです。

これを歯科用語でブラックラインと呼び、前歯などの目立つ部分では黒い線が一本入ったような非常に不自然で変な色として現れます。

また金属を一切使用していない最先端のオールセラミック治療を行っている場合であっても、決して安心はできません。
歯茎が下がって露出した自分自身の歯の根元は、過去の治療で神経を失っているケースが多く、神経のない歯は時間の経過とともに変色していく性質があるからです。

上の白いセラミックのすぐ下に、不自然に黒ずんだ天然歯の根元が露出することで、色のコントラストが強調され、根元だけが変に浮き上がったような見た目になってしまいます。

ステインと歯石の沈着

セラミックの表面に頑固な着色汚れや歯石が蓄積していくことも、歯が変な色に変色したように見える大きな原因の一つです。

セラミックは本来、表面が非常に滑らかで、天然歯に比べると着色や汚れがつきにくいという優れた特徴を持っています。
しかし、日々のブラッシングによるケアが不足していたり、口の中の環境が悪化していたりすると、表面や歯とのわずかな隙間に汚れがこびりついてしまいます。

コーヒー、紅茶、赤ワイン、緑茶などのポリフェノールを多く含む飲食物や、カレーなどの色の濃い食事、さらにはタバコのヤニなどは、蓄積すると頑固な茶色い着色汚れとなります。

また歯とセラミックの境目に磨き残したプラークが溜まると、それが唾液中のカルシウムなどと結びついて硬い歯石へと変化します。
歯石は時間の経過とともに黄色や独特の暗い灰色、さらには黒っぽい色を放つようになるため、まるでセラミック自体が劣化して変色してしまったかのような見た目になります。

これはセラミックという素材自体の内部が変色しているわけではないため、歯科クリニックでクリーニングを受けることで、本来の白さと輝きを取り戻すことが可能です。

まとめ

セラミックは本来変色がほとんど見られない素材ですが、これから治療を受ける方は決して油断してはいけません。
大事なのはセラミック自体が変色しにくいかどうかではなく、セラミック治療後に不自然な色に見えるかどうかです。
また高品質のセラミックであっても、あまりにセルフケアがおろそかだと変色のリスクが高まるため、メンテナンスは必須です。

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