【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミック治療を受ける場合に注意したい職業について

セラミック治療は、審美的にも機能的にも優れた歯を手に入れられる素晴らしい治療です。
費用はかかりますが、コストパフォーマンスという点では決して割高ではありません。
しかし、職業によっては、セラミック治療を受ける際に注意しなければいけないことがあります。
今回はこちらの内容について解説します。

セラミック治療を受ける場合に注意したい職業4選

以下の職業に就く方は、セラミック治療を受けるにあたって注意しなければいけないことがあります。

・格闘家、アスリート
・パイロット、客室乗務員
・管楽器演奏者
・接客業、モデル

各項目について詳しく説明します。

格闘家、アスリート

ボクシングやラグビーなどのコンタクトスポーツ、ウエイトリフティングなど瞬発的に全身へ強い力を込めるアスリートは、セラミックの破折リスクがもっとも高い職業です。

試合や激しい練習の最中に顔面へ強い衝撃を受けると、金属に比べて粘り気が低いセラミックは、その衝撃に耐えきれずに一瞬で粉砕してしまう危険性があります。

また、日常生活や競技中に無意識に行っている激しい食いしばりは、セラミックに対して数百キロに及ぶ持続的な負荷をかけることになります。
これにより、目に見えない微小な亀裂であるマイクロクラックが内部に発生し、ある日突然何でもない食事のタイミングで割れてしまう原因になります。

これらの職業に就いている方は、治療を開始する前のカウンセリング段階で、必ず歯科医師に具体的な競技内容や練習頻度を伝えてください。
素材を選定する際は、見た目の美しさよりも強度を最優先にする必要があり、セラミック素材の中でも圧倒的な硬度を誇るジルコニアを選択するのが一般的かつ安全です。

さらに日々の練習時や試合中はもちろんのこと、夜間の無意識な食いしばりから高価なセラミックを守るためにマウスピースを併用し、衝撃を適切に分散させる必要があります。

パイロット、客室乗務員

航空機のパイロットや客室乗務員は、日常的に上空の過酷な気圧変化にさらされるため、セラミック治療のプロセスやメンテナンスにおいて細心の注意を払わなければなりません。

飛行機が急上昇して周囲の気圧が低下すると、人間の体の中にある空気が膨張します。
これは歯の内部にある空洞や、治療途中の段階で装着している仮歯のわずかな隙間でも同様に起こります。

また内部に残った空気が膨張して神経を圧迫することにより、のたうち回るような激しい歯痛を引き起こす航空性歯痛を誘発することがあるため、非常に危険です。

特にセラミックの被せ物を最終的に歯へ接着する際、使用するセメントにわずかな隙間や微小な気泡が残っていると、気圧変化によってセメントの構造が破壊されやすくなります。
その結果、セラミック自体が突然浮き上がって外れたり、隙間から二次虫歯が発生したりするリスクが跳ね上がります。

そのため、フライトスケジュールを徹底的に考慮した治療計画の立案が必須です。
治療直後のフライトを避けるのはもちろんのこと、微小な隙間も一切作らない精密な型取り技術と、信頼できる歯科医師による確実な合着処置を受けることが強く求められます。

管楽器演奏者

トランペットやトロンボーンなどの管楽器演奏者は、楽器のマウスピースを歯で直接支えたり、唇を歯に強く押し当て続けたりするため、特定の歯に対して圧力がかかり続けます。
特に前歯に対してセラミック治療を施す場合、演奏時に発生する特有の振動や強い圧迫がセラミックの寿命を著しく縮めたり、演奏中に割れてしまったりする原因になります。

またセラミックの厚みがミリ単位で変わるだけで、息の吹き込み方や唇の締め方が狂ってしまい、音色やピッチに悪影響を及ぼすという、演奏者特有のシビアなリスクも存在します。

この職業においては、治療前のカウンセリングで、どの楽器を毎日どのくらいの時間演奏しているかを詳細に歯科医師へ伝えることが極めて重要です。
治療のプロセスでは、仮歯の段階で実際に自分の楽器を歯科医院に持ち込んで吹いてみて、音の響きや咥え心地に違和感がないかを徹底的にテストする必要があります。

素材としては、純粋なセラミックよりも強度を高めるために、裏側を金属で補強したメタルボンドや、高い靭性を持つ高強度ジルコニアを選定することが推奨されます。

接客業、モデル

ホテルマンや営業職、そしてモデルやタレントといった人に見られることが業務の根幹をなす職業では、セラミックの最大のメリットである審美性の高さの恩恵を受けられます。
その反面、治療期間中における見た目の管理に最大の注意を払う必要があります。

セラミック治療を行う際は、歯を大きく削ってから最終的な美しい被せ物が完成して装着されるまでに、どうしても数週間ほどの期間がかかります。
この期間に使用する仮歯のクオリティが低いと、着色して見栄えが悪くなったり、大切な接客中や撮影の最中に突然外れてしまったりして、仕事に支障をきたすことになります。

また治療の直後は麻酔の影響で口元がうまく動かせず、一時的に発音が不明瞭になったり、歯を削った刺激によって歯茎が赤く腫れたりすることもあります。
そのため重要な商談、イベント、写真撮影などの直前に治療を開始するのは絶対に避けるべきです。

この職業においては、最終的な美しさはもちろん、仮歯の段階から本物の歯と見分けがつかないほど精密に作り込んでくれる、審美治療の実績が豊富な歯科医院を厳選すべきです。
さらに自身の仕事のスケジュールと綿密にすり合わせながら、余裕を持って治療を進行させることが成功の鍵になります。

まとめ

どのような職業の方であっても虫歯のリスクはありますし、その際にセラミック治療を検討することもあるでしょう。
しかし、職業によってはセラミックが破損するリスクが高まったり、見た目が変化したりして、仕事に影響を及ぼすこともあります。
冒頭でも触れた通り、セラミック治療は素晴らしい治療ではありますが、他の治療との比較検討を忘れてはいけません。

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