【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミック治療後の食事では揚げ物に注意しよう

セラミック治療を受けることにより、以前よりも審美性や機能性の高い歯が手に入ります。
しかし、セラミックも決して完璧な素材ではないため、使い方を間違えると劣化が早まってしまうおそれがあります。
今回は、セラミック治療後の食事において、揚げ物に注意すべき理由について解説します。

セラミック治療後の食事で揚げ物に注意すべき理由5選

セラミックは強度が高く、当然装着することで噛み合わせも良くなります。
そのため、食事にもたらされるメリットも大きいですが、揚げ物は以下の理由により頻繁には摂取しないことをおすすめします。

・硬くなることがある
・油分や糖分が多い
・質の悪い油が含まれる
・歯の細胞や組織が傷つきやすい
・ソースを使用することが多い

各項目について詳しく説明します。

硬くなることがある

セラミック治療後に揚げ物の摂取を控えるべき理由は、硬くなることがあるからです。

ある程度硬さのあるものであっても、しっかり噛めるというのがセラミックのメリットです。
特にジルコニアなどの素材は、天然歯に勝るとも劣らない強度を誇ります。

しかしどれだけ強度があっても、頻繁に硬いものばかり食べているとダメージは蓄積されていきます。
その結果、セラミックの本来の寿命である10~15年を待たずして、破損などのトラブルが発生することもあります。

ちなみに揚げ物が硬くなってしまう理由はいくつかあります。
例えば油の温度が低い場合、熱を通すのに時間がかかってしまい、表面が硬くなることが考えられます。

また一度にたくさん揚げたり、衣を厚くしすぎたりすることでも硬くなりやすいため、調理の際は注意が必要です。

油分や糖分が多い

揚げ物は数ある食べ物の中でも、油分や糖分を多く含んでいます。
こちらは太りやすくなるだけでなく、セラミックの歯の下で虫歯を引き起こす原因にもなります。

揚げ物に多く含まれる油分や糖分は、食べたときにベッタリと歯に付着します。
付着したものはやがてプラークに変わり、虫歯を引き起こす可能性があります。

またセラミックの歯は、天然歯との適合性が高い上に、表面がツルツルしています。
そのため、本来は虫歯のリスクが低いです。

しかし、使用しているうちに少しずつ適合性が失われていくため、揚げ物ばかり食べているとセラミックと天然歯の隙間から細菌が侵入しやすくなります。
その結果、二次虫歯を発症してしまうことがあります。

二次虫歯は、セラミックの歯の下で起こる虫歯であるため、目視できずなかなか発症に気付けない可能性もあります。
発見したときにはすでに重症化していて、セラミックの再治療が必要になることも珍しくありません。

質の悪い油が含まれる

先ほど、揚げ物には多くの油分が含まれるという話をしました。
この油分には、トランス脂肪酸という質の悪い物質も含まれます。

トランス脂肪酸は食品に含まれる脂肪酸の一種で、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす作用があるとされているものです。

またトランス脂肪酸は、揚げ物をつくるときに使用するサラダ油に含まれています。
完全に体外に排出されるまでには200日以上の日数がかかり、その間に体内で炎症を引き起こします。

そのため、セラミックの下で軽度の虫歯を患っている方は、痛みが増幅する可能性があります。

さらに歯周病を患っている方も、歯茎の炎症や腫れなどの症状がひどくなることが考えられます。

歯の細胞や組織が傷つきやすい

揚げ物を高温で調理することにより、ヒドロキシノネナールという有害物質が発生します。
こちらもセラミックに悪影響を及ぼすものです。

ヒドロキシノネナールは、リノール酸などの脂肪酸が酸化したときに生成する化合物です。
特に加熱した食用油の中に生成されます。

またヒドロキシノネナールには、歯の細胞を損傷させたり、組織を傷つけたりする働きがあります。
もちろんセラミックは人工歯のため、直接傷付けられることはありませんが、セラミックが装着された天然歯はダメージを受けることがあります。

その結果、セラミックと天然歯の適合性が悪くなることが予想されます。

ソースを使用することが多い

セラミックは耐久性が高いだけでなく、まるで天然歯のような違和感のない白さを持っていることもメリットです。
しかし、揚げ物を食べるときはソースを使用する機会が多く、セラミックの審美性を損なう可能性があります。

ソースは色が濃い上に、粘着性も高い調味料です。
そのため、摂取する頻度が多いとセラミックが黄ばんでしまう原因になります。

もちろん一度や二度食べたくらいでは色はつきませんが、頻繁に食べる場合は注意が必要です。

まとめ

揚げ物を好んで良く食べる方は、セラミック治療を受ける前から少しずつ摂取量を減らしておきましょう。
そうしなければ、セラミックの破損や劣化、着色などのリスクが高まりますし、天然歯や歯茎などの組織にも悪影響を与えます。
さらに、身体全体の健康を維持するという意味でも、揚げ物の摂取はなるべく少なめにしておくべきです。

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