【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミックに歯のマニキュアを使用するメリット・デメリット

セラミックはレジンなどの素材と違い、そこまで経年による変色が見られません。
そのため、本来の美しさをキープしやすいです。
しかし、一切変色しないわけではなく、着色が気になるというケースもあります。
今回は、色が変わってしまったセラミックに歯のマニキュアを使用するメリット・デメリットを解説します。

歯のマニキュアの概要

歯のマニキュアは、歯の表面に白い塗料を塗布し、歯を白く見せる商品です。

ホワイトニングと違うところは、歯の内部に働きかけて着色物質を分解するのではなく、物理的に歯の表面をコーティングするという点です。

コーティング剤は、歯の表面に薄い層を形成し、着色や黄ばみを隠します。
この層は、水や食べ物の刺激にもある程度耐えられます。

近年、美容意識の高まりとともに歯の審美ケアが注目され、歯のマニキュアもその一環として普及しています。

ちなみに、歯のマニキュアには歯科クリニックで行われるホワイトコートという施術もありますが、本記事では市販の商品のことを指しています。

セラミックに歯のマニキュアを使用するメリット

変色してしまったセラミックであっても、歯のマニキュアを使用することは可能です。
また使用するメリットとしては、主に以下のことが挙げられます。

・短時間で効果を実感できる
・コストが安い
・他の補綴物も白くできる

各メリットについて詳しく説明します。

短時間で効果を実感できる

歯のマニキュアにおける最大のメリットは、やはり短時間で効果を実感できるという点です。

先ほども触れたように、歯のマニキュアは内部から働きかけて歯を白くするものではありません。
表面にマニキュアを塗布するだけで、簡単に白い歯が手に入ります。

ホワイトニングの場合、歯が白くなるまでにはある程度時間がかかります。
そもそも、セラミックは人工歯であるため、ホワイトニングを行っても変色した部分を白くすることはできません。

つまり歯のマニキュアは、すぐにでもセラミックの白さを取り戻したい方におすすめの商品だということです。

コストが安い

コストが安いという点も、セラミックに歯のマニキュアを使用することのメリットです。

市販されている歯のマニキュアは、1本1,000~3,000円程度で購入することができます。
そのため、セラミック治療をやり直すよりも遥かに費用を節約できます。

ちなみにすべての歯科クリニックで取り扱っているわけではありませんが、歯科クリニックで歯のマニキュアを塗布する場合も、金額は数千円程度になることが多いです。

他の補綴物も白くできる

歯のマニキュアを使用すれば、着色してしまったセラミックだけでなく、他の詰め物や被せ物も白くできます。

歯のマニキュアは、ホワイトニングとは違って人工歯にも効果を発揮するものです。
そのため、セラミック以外にレジンの被せ物や差し歯などを装着している場合、そちらもあわせて白くすることができます。

またセラミックと他の補綴物、天然歯にまとめて歯のマニキュアを塗布すれば、全体的に歯列の色味が統一されます。
こうすることで、着色したセラミックがより目立たなくなります。

セラミックに歯のマニキュアを使用するデメリット

一方、セラミックに歯のマニキュアを使用することには以下のようなデメリットがあります。

・効果が長続きしない
・仕上がりが不自然になる可能性がある
・噛み合わせ部分には塗布できない

各デメリットについて詳しく説明します。

効果が長続きしない

歯のマニキュアはすぐに効果を実感できる反面、マニュキュアが剥がれるため白さが長続きすることはありません。
市販の商品の場合、1日程度で色が戻ることもあります。

特に食事やブラッシングによって剥がれやすくなるため、毎日続けるのは現実的ではありません。

仕上がりが不自然になる可能性がある

市販のマニキュアを使用する場合、仕上がりが不自然になることがあります。
なぜなら、歯科医師による施術が行われないからです。

どれだけ優れた商品でも、患者さん自身が行う場合、どうしても技術が足りずにまばらな白さになってしまうことが考えられます。

またカラーバリエーションが少ないことも、市販の歯のマニキュアで仕上がりが不自然になる理由です。

噛み合わせ部分には塗布できない

歯のマニキュアを塗布できるのは、あくまで歯の表面部分です。
噛み合わせの部分については、咀嚼時の衝撃などによってコーティングが剥がれやすいため、基本的には塗布できません。

つまり、セラミックの変色が噛み合わせの部分に見られる場合、歯のマニキュアでは対応できないということです。

まとめ

セラミックは劣化しにくい素材ですが、万が一変色などが見られた場合は、治療を受けた歯科クリニックに相談するのが賢明です。
確かに、歯のマニキュアなどの市販品でも改善は可能ですが、根本的に着色を取り除くことはできません。
もちろん費用はかかりますが、最初から再治療を受けていれば、大きなトラブルを起こすことなく劣化した部分を修正できます。

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