セラミック治療のメリットと言えば、やはりその審美性や清潔さ、身体への優しさなどが挙げられます。
しかし、実際は他にもまだまだメリットがあり、治療を受ける方は特に知っておくべきだと言えます。
今回は、セラミック治療のあまり知られていないメリットをいくつか紹介します。
将来的な医療費の節約
セラミック治療は目先の費用は高額ですが、長期的な視点では経済的であるという考え方があります。
銀歯の寿命は平均5〜7年程度ですが、セラミックは10年〜15年以上良好な状態を維持しやすいです。
また二次虫歯を繰り返すと、最終的に抜歯に伴うインプラントや入れ歯が必要になりますが、その際の高額な治療費を回避できる点はセラミック治療の隠れたメリットです。
味覚が鋭くなる可能性がある
セラミック治療により、口内から銀歯などの金属をなくすことで、食べ物の味がクリアに感じられるようになる方がいます。
口の中に異なる金属があると、唾液を介してガルバニー電流という微弱な電気が発生します。
これが味覚障害の原因になることがありますが、セラミックに替えることで本来の味を阻害しない環境が整います。
脳の健康と表情筋への好影響
セラミック治療による審美性の向上が、脳や顔の筋肉にポジティブな変化をもたらします。
セラミックは天然歯に近い硬さでしっかり噛めるため、脳の活性化に寄与すると言われています。
また「銀歯を見せたくない」という無意識のストレスがなくなることで、自然な笑顔が増えます。
これにより表情筋が鍛えられ、顔全体のエイジングケアにもつながります。
静電気の抑制
セラミックは金属と違い静電気が発生しにくいです。
そのため、静電気が発生しやすい冬場などでも微細な汚れや細菌を引き寄せません。
MRI検査への影響がない
金属製の被せ物は、MRI画像にアーチファクトと呼ばれるノイズを出すことがありますが、セラミックは画像診断を妨げません。
金属アレルギーの後出し回避
金属アレルギーは、ある日急に発症することもあります。
そのため、銀歯などを装着してからしばらく経過したタイミングで、突然症状に見舞われることも考えられます。
一方セラミックの場合、数年後に突然発症する可能性のある金属アレルギーのリスクを一生涯排除できます。
アイスが美味しくなる
暑い時期だけに限らず、アイスクリームを食べるのが好きだという方は多いかと思います。
金属は熱伝導率が高いため知覚過敏を起こしやすいですが、セラミックは断熱性が高く、アイスを食べたときのキーンとする痛みを和らげます。
老け顔の防止
セラミックを装着することにより、銀歯を隠すために口をすぼめる癖がなくなると、口周りのシワができにくくなります。
肩こりや頭痛の緩和
セラミックは摩耗が天然歯に近いため、金属よりも適切な噛み合わせを長期維持でき、全身の歪みを防ぎます。
こちらは肩こりや頭痛の緩和にもつながります。
お酒の味が変わらない
セラミックは金属イオンが溶け出さないため、ワインや日本酒などの繊細な風味を損ないません。
就活、婚活での自信
セラミックの大きなメリットは審美性や清潔感です。
心理学的に清潔感は口元から判断されやすく、無意識の自己評価向上が対人パフォーマンスを上げます。
歯茎の老化防止
金属による炎症反応が起きないセラミックは、加齢による歯茎の退縮を遅らせることができます。
口内炎の頻度現象
銀歯からセラミックに交換することで、鋭利な金属の角や、金属による粘膜への刺激がなくなり、口内環境が安定します。
スマホ首への好影響
スマホ首とは、長時間の下向き姿勢で首の骨が本来のカーブを失い、真っ直ぐになっている状態です。
ストレートネックとも呼ばれます。
またセラミック治療による正確な噛み合わせの再構築により、頸椎への負担が分散されることが期待できます。
家族への感染防止
“汚れが付きにくい=口内細菌が減る”ということにつながるため、セラミックは食事の共有などによる家族への虫歯菌伝播のリスクを下げます。
災害時の口内ケア
万が一、避難生活で歯が磨けない状況でも、セラミックは汚れの付着が少ないため重篤な感染症(誤嚥性肺炎等)を防ぎやすくなります。
自身に合った歯の色の再定義
周囲の歯に合わせてセラミックの白さを選ぶ際、ホワイトニングを併用することで顔全体を明るい印象へリセットできます。
自由な時間の増加
セラミック治療を受ければ、生涯を通じた治療のやり直し回数が激減するため、貴重な時間を歯科クリニックへの通院以外に使えるようになります。
まとめ
セラミックを受ける際、他のさまざまな治療と比較することもあるかと思います。
また比較の際には、前述したようなメリットまで細かく把握しておかないともったいないです。
もちろん、比較対象となる治療のメリット・デメリットまで深く理解しておくことで、より患者さんにピッタリの治療を選びやすくなります。
そのため、気になることはすべて治療前に歯科医師に質問しておきましょう。

