セラミック治療を行う方は、歯に問題を抱えています。
例えば虫歯を発症していたり、色や形が悪かったりすることから、天然歯の一部をセラミックに変更することを目的としています。
またセラミック治療は、テトラサイクリン歯にも効果を発揮します。
今回は、セラミック治療とテトラサイクリン歯に関することを解説します。
テトラサイクリン歯とは?
テトラサイクリン歯は、歯の形成期(0〜12歳頃)にテトラサイクリン系抗生物質を大量服用した副作用で象牙質に色素が沈着し、歯がグレーや黄色などに変色する状態です。
昭和40年代(1960~70年代)に多く見られ、ホワイトニングやラミネートベニア、セラミック治療で改善することが可能です。
なぜテトラサイクリン歯になるのか?
テトラサイクリン歯になってしまうのは、薬剤が歯のカルシウムと結合し、光に反応して褐色や灰色に変化するという仕組みです。
変色の特徴は?
テトラサイクリン歯の場合、単純に歯の色が変わるだけでなく、独特の縞模様が見られるのが特徴です。
テトラサイクリン歯を放置しても大丈夫?
テトラサイクリン歯は病気ではないため、健康上の害はありませんが、見た目のコンプレックスになることが多いです。
大人になってから変色が進むことはある?
テトラサイクリン歯については、紫外線の影響を受けることにより、徐々に色が濃くなる可能性があります。
テトラサイクリン歯は遺伝する?
テトラサイクリン歯は後天的な薬の副作用であるため、親から子などに遺伝することはありません。
テトラサイクリン歯はホワイトニングで白くなる?
軽度のテトラサイクリン歯であれば、テトラサイクリン歯の効果がありますが、重度は白くなりにくく、縞模様も消えません。
セラミック治療でテトラサイクリン歯を改善するメリットは?
セラミック治療を用いてテトラサイクリン歯を改善することで、好みの白さにすることができますし、ホワイトニングのように色戻りが起こる心配もありません。
ラミネートベニアとは?
ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、セラミックの板を貼り付ける方法です。
広義ではセラミック治療の一種であり、こちらの治療でもテトラサイクリン歯を改善できます。
ラミネートベニアとセラミック治療はどちらがおすすめ?
ラミネートベニアとセラミック治療は、一概にどちらがおすすめとは言えません。
どちらを選択するかについては、変色の強さや歯並びの修正が必要かどうかで決まります。
土台の透けは気にならない?
セラミック治療の場合、遮光性の高いジルコニアなどを使えば、土台の色を隠せるため、見た目は特に気になりません。
神経を抜く必要はある?
セラミック治療の場合、テトラサイクリン歯の向きによっては神経を抜くことがありますが、可能な限り残存させるのが一般的です。
テトラサイクリン歯のセラミック治療の費用相場は?
テトラサイクリン歯をセラミック治療で治そうとする場合、1本あたり8万〜15万円程度が目安ですが、素材によります。
テトラサイクリン歯のセラミック治療は医療費控除の対象?
医療費控除については、審美目的は原則対象外ですが、咀嚼機能の改善を含む場合は認められることがあります。
テトラサイクリン歯のセラミック治療の期間は?
セラミック治療でテトラサイクリン歯の症状を改善する場合、最短2回、通常1ヶ月程度で治療が完了します。
セラミック治療でテトラサイクリン歯を削るリスクは?
削った分だけテトラサイクリン歯の寿命が縮む可能性があるため、最小限に抑えることが重要です。
治療後にしみることはある?
テトラサイクリン歯を削った直後は一時的にしみることがありますが、セラミックの被せ物を装着する頃には完全に痛みが引いていることが多いです。
セラミック自体は変色する?
セラミックは、経年劣化による変色がほとんど見られない素材です。
そのため、テトラサイクリン歯を改善した後、再び審美性で悩むということは考えにくいです。
テトラサイクリン歯は何本治療するのが一般的?
テトラサイクリン歯の本数にもよりますが、セラミック治療の場合は笑った時に見える上の前歯6〜8本を治療する方が多いです。
テトラサイクリン歯のセラミック治療で後悔しないためには?
テトラサイクリン歯のセラミック治療で後悔しないようにするには、周囲の歯との色の調和を歯科医師とよく相談することが大切です。
失敗したら修正できる?
テトラサイクリン歯のセラミック治療に失敗しても、セラミックをつくり直すことはできます。
しかし、再び歯を削るリスクを伴います。
まとめ
セラミック治療は多くの症例に対応できる治療法であり、審美性に優れた歯を手に入れることが可能です。
そのため、テトラサイクリン歯に悩む方にはピッタリの治療だと言えます。
また治療後の寿命も長く、審美性もキープできますが、テトラサイクリン歯とはいえ健康な歯を削らなければいけないことは留意しておきましょう。
ラミネートベニアなど他の治療が気になる方は、そちらも検討してみてください。

