【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミック治療で歯を多く削ることのデメリットとは?

セラミック治療では、セラミックのインレーやクラウンの耐久性を高めるために、どうしても一定の厚みが必要になります。
そのため、場合によっては天然歯を多く削らなければいけません。
では、セラミック治療で歯を多く削ることには、一体どのようなデメリットがあるのでしょうか?

セラミック治療で歯を多く削ることのデメリット6選

セラミック治療で歯を多く削ることのデメリットとしては、主に以下のことが挙げられます。

・歯の強度の低下
・知覚過敏の発生
・歯の神経へのダメージ
・再治療のリスク
・歯の寿命の短縮
・治療の繰り返しによる悪循環

各デメリットについて詳しく説明します。

歯の強度の低下

セラミック治療で歯を多く削ると、歯の強度が低下するおそれがあります。
具体的には、歯のもっとも硬い組織であるエナメル質や、その下の象牙質を多く削ることで、歯自体の強度が著しく低下します。

また歯の強度が低下するということは、硬いものを食べたときに歯が割れるリスクが高まるということです。

ただし、セラミック治療の場合、多く削った天然歯の上にセラミックのインレーやクラウンを装着します。
脆くなった天然歯で食べ物を咀嚼するわけではないため、そこまで歯根破折のリスクは高くないと言えます。

知覚過敏の発生

セラミック治療で歯を多く削ることにより、知覚過敏のリスクも高まります。

知覚過敏は、冷たいものや熱いもの、歯ブラシなど、外部からの刺激によって歯がズキッと痛む症状です。
歯を多く削ると、神経を保護している層が薄くなり、このような外部からの刺激に弱くなりやすいです。

セラミック治療でも、同様のことが起こり得ますが、こちらは一般的な虫歯治療にも言えることです。
治療直後は、神経が過敏になることにより、一時的に知覚過敏の症状が出ます。

またこちらの症状は、治療から長くても数週間程度すれば感じなくなるケースが多いです。

歯の神経へのダメージ

セラミック治療と根管治療をあわせて行うような場合、歯の神経へのダメージが大きくなることも考えられます。

根管治療では、歯の神経のある部分まで歯を削ることになり、治療中や治療後には強い痛みを感じることが多いです。
また最悪の場合、神経が炎症を起こして死滅することも考えられます。

ただし、セラミック治療はこのような状態の歯にそのまま適用されることはありません。
しっかり根管治療をやり直して神経の問題を解決した後で、その部分を補う目的でセラミックを装着します。

そのため、セラミック治療に伴う根管治療で歯を多く削っても、治療の精度が低くなければ歯の神経へのダメージが大きくなることは考えにくいです。

再治療のリスク

セラミック治療で多く削った天然歯は、二度と元に戻ることがありません。
しかし、セラミックの隙間から細菌が侵入し、二次虫歯を発症した場合、セラミック治療をやり直さなければいけないことがあります。

またセラミック治療をやり直すということは、もう一度天然歯を削るということであり、患者さんの負担は大きくなります。

ただし、セラミックは表面がツルツルしている上に、天然歯との適合性も極めて高いです。
そのため、銀歯やレジンといった保険診療の素材に比べると、圧倒的に二次虫歯を発症するリスクが低いです。

歯の寿命の短縮

セラミック治療のために多く削った天然歯は、削っていない天然歯に比べて寿命が短くなります。

ある研究では、削って詰めた歯は約40年、神経を取った歯は約15年で抜歯になるというデータが算出されています。

セラミックの寿命は、他の補綴物に比べて非常に長いですが、天然歯そのものがダメになってしまうとその上のセラミックも効果を発揮できない可能性があります。

治療の繰り返しによる悪循環

セラミック治療後は、必ずしもセラミックやその下の天然歯に問題が生じないというわけではありません。
例えば噛み合わせが変化したり、二次虫歯ができたりすると、セラミック治療をやり直すことになります。

またセラミック治療では歯を多く削りますが、再治療の場合はまた天然歯を削ることになり、再治療のたびにこの作業が繰り返されます。

やがて歯を削る部分がなくなってしまうと、その歯を土台にセラミックを被せることはできず、抜歯が選択されることもあります。

セラミック治療で歯を多く削りたくない場合の対策

なるべく歯を削らずにセラミック治療を受けるには、慎重に歯科クリニック選びをすることがおすすめです。

歯科クリニックの中には、ミニマルインターベンションという、できるだけ天然歯を温存する治療を掲げているところがあります。
このような歯科クリニックであれば、歯を削る量を最低限に抑えることができます。

まとめ

セラミック治療において、歯を多く削らなければいけないことは事実です。
また歯を削りたくないからといって、セラミックを薄めにするなどの対応も、基本的には行えません。
ただし、セラミック治療は歯を多く削るというデメリットよりも、審美性や機能性に関するメリットの方が勝っています。
そのため、削る量のことばかり考えて治療をためらう必要はありません。

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