【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミック治療とインプラントの違い

セラミック治療は、主に虫歯治療によって欠損した部分をセラミックで補う治療です。

またインプラントは、インプラント体という人工歯根を埋め込んでその上に人工歯を被せる治療であり、こちらも歯を失った場合に用いられます。

今回は、セラミック治療とインプラントの主な違いについて解説します。

セラミック治療とインプラントの違い8選

歯がない部分を補う治療という意味では同じですが、セラミック治療とインプラントには主に以下のような違いがあります。

・治療法
・歯根の有無
・安全性
・素材
・金属アレルギーの有無
・費用
・治療期間
・寿命

各項目について詳しく説明します。

治療法

セラミック治療とインプラントはまったく別の治療であるため、当然治療の内容も異なります。

インプラントは局所麻酔を用いた外科手術により、穴の開いた部分に人工歯根を埋め込み、そこに人工歯を取り付けます。

一方セラミックは、残存している天然歯に詰め物や被せ物を装着する治療です。

インプラントのように、歯茎の切開などの外科手術が行われることはありません。

歯根の有無

インプラントは、歯根まで完全に失った場合に採用される治療法です。

人工歯根は名前の通り人工の歯根であり、完全に歯のすべてを失った方であっても、天然歯と同じような構造の歯を手に入れることができます。

これに対しセラミック治療は、歯根が残存している場合に行う治療です。

虫歯などで歯を削ったときには詰め物や被せ物が装着されますが、セラミック治療ではこのとき高品質のセラミック素材を採用します。

安全性

安全性については、インプラントの方がやや不安を抱えていると言えます。

なぜなら、インプラントは外科手術を行う必要があるからです。

そのため、術後の感染症や管理が必要であり、治療のリスクを減らすには信頼できる歯科クリニックを選ばなければいけません。

一方セラミック治療は外科手術を行わないため、身体的な負担が少なく、安全性が高いというメリットがあります。

インプラントが危険な治療というわけではありませんが、相対的に見たときにセラミック治療の方が安全なのは確かです。

素材

セラミック治療とインプラントとでは、使用される素材もまったく異なります。

インプラントでは、主にチタンという金属の一種が使用されます。

こちらは生体との親和性が高く、強度や耐久性に優れていることが特徴です。

これに対しセラミック治療では、セラミックという高品質の陶磁器が用いられます。

セラミックは透明感や色の再現性が高く、質感も良いことから非常に人気があります。

金属アレルギーの有無

先ほど、インプラントではチタンという金属の一種が使用されるという話をしました。

またチタンは生体との親和性が高いため、金属アレルギーのリスクは低いですが、ごく稀にアレルギー反応を起こす方がいます。

つまり、金属アレルギーのリスクはゼロではないということです。

一方セラミック治療では、非金属素材であるセラミックが使用されます。

メタルセラミックなど、金属が混合している素材の場合は別ですが、オールセラミックであれば金属アレルギーのリスクは完全に排除できます。

費用

セラミック治療もインプラント治療も、どちらも保険が適用されない自由診療であるため、保険診療に比べると治療費は高くなります。

ただし、リーズナブルなのはどちらかというとセラミック治療の方です。

インプラント治療では、歯1本の施術につき30~40万円の費用がかかるのが一般的です。

そのため、複数本治療するとなると100万円単位になることもあります。

これに対しセラミック治療は、詰め物の場合で1本4~9万円、被せ物の場合で1本8~18万円ほどで施術ができます。

もちろんこちらも決して安くはありませんが、トータルコストはセラミック治療の方が抑えやすいです。

治療期間

治療期間については、セラミック治療よりもインプラントの方が長くなります。

インプラントの治療期間の目安は、3ヶ月~1年です。

人工歯根を埋入するインプラントは、人工歯根と骨を結合させるための期間がどうしても必要であり、治療期間が長くなってしまいます。

一方セラミック治療は天然歯を治療し、素材を被せるだけであるため、数回の通院で終わるケースが多いです。

治療期間としては2~3週間程度です。

寿命

セラミックとインプラントは、どちらも寿命が長いことで知られています。

インプラントで人工歯を支える人工歯根は、問題なく使用していれば10年程度は持つとされています。

またセラミック素材については、10年以上問題なく使用できるとされています。

もちろんセルフケアやメンテナンスを継続することは前提ですが、長く使用できることは大きなメリットです。

まとめ

これからセラミック治療を受けるべきか、インプラント治療を受けるべきかで悩んでいる方は多いかと思います。

患者さんによって細かい症状や要望は異なるため、一概にどちらの治療が向いているとは言えません。

それでも、前述したような違いを事前に把握しておけば、自身がどちらに向いているのかある程度判断できるかと思います。

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